ザ・ドリフターズの歌「志村けんの全員集合東村山音頭」の冒頭に歌われる「東村山　庭先きゃ　多摩湖…」で、イメージしてしまうのが狭山公園と多摩湖の堤防。
お気に入りの角度の多摩湖の風景を探しながら、500ｍほどの長さがある堤防をぽくぽく歩く…そんな週末も意外と楽しいものです。
堤防から多摩湖を眺めていると「ここはもともと村があったのか…」と妙に感慨深い気持ちになります。貯水池になる前は、芋窪村、蔵敷村、奈良橋村、狭山村、清水村、高木村と6つの村があったそうです。転居した家は約160軒ほどあったそうですから、核家族化が進んでいない時代背景を考えると1000名近くは、お住まいになっていたのではないか…と想像するなどただ風景を楽しむだけではなく、歴史風土の側面から眺めてみるのも面白いです。
風の広場や太陽の広場などでは、ご家族がレジャーシートを広げ、お弁当を食べているなど、芝生の上でピクニックを満喫されています。残念ながら火の扱いやテントの利用（日除テント含む）は、できませんのでご注意ください。
公園の南側は、野鳥の森や湧水の森、青年の森など多くの木々に囲まれた森林浴とバードウォッチングに最適なエリアもあります。
西東京市から多摩湖まで多摩湖自転車道があり、多摩湖の周回を含むと20km位のサイクリングロードとしても有名なので、健康のためにサイクリングがてら訪れてみては、いかがでしょうか。